paris
旅の終着はパリでした。
考えてみると私の旅の終着はいつもパリだったような気がします。
イギリスから日本に帰る時はいつもパリ経由。
色んな思いを抱えてイギリスを離れる時(そしてまたイギリスに戻るということを数回繰り返しましたが)、その都度、パリでワンクッション置いて日本に戻る心構えや心の整理をつけていました。
短い滞在のパリでしたが、やっぱりパリから日本に飛び立つことが私にとっては大切な儀式のようなもので、色々な思いが交錯した旅行のしめとしてパリを訪れることが出来たのは私にとってはある意味大切だったような気がしています。
滞在時間が24時間もなかったので駆け足で街を散策。
有難いことにキャラメルちゃんはパリに住む友人の息子と遊んでお留守番してくれていたので、大人ペースで歩くことが出来ました。
みぞれまじりのお天気でとても寒いパリの夕方でしたが、イルミネーションがが街を照らしとても奇麗でした。
パリはやっぱりどこの都市とも違う圧倒的な存在感がある街だなぁと思いました。
前はあまり好きではなかったのですが、年をとるごとに好きになり日本に帰る為に立ち寄るだけではなく、今度はゆっくりと訪れたいなぁと思いました。
十数年前に初めてパリのメゾン・ド・ショコラに連れていってもらった感動が味わいたかったのだけどこの日は1月1日でお店はどこもクローズ。
今は日本でも手に入るメゾン・ド・ショコラですが、奄美の田舎からイギリスの田舎で生活していた私には宝石屋さんのようなチョコレート屋さんに本当にびっくりして感動したものでした。
「こんなおいしいチョコレートがパリにはあるのだなぁ。」と。
空港でだって手に入りますが、やっぱりパリのお店で買ったあの感動が忘れられず、今回は空港で購入することも我慢。
次のパリでの楽しみにとっておくことにしました。
by phanphanz
| 2011-02-20 08:23
| 旅行